ヘミングウェイも愛した「モヒート」 アレンジも自在!

2017.11.06

ヘミングウェイのお気に入り

 ミントを使ったお酒と言えば、モヒート。南米キューバ発祥のカクテルで、米国の文豪、アーネスト・ヘミングウェイが愛したことで知られています。モヒートは、ミントの葉と砂糖、ライム(またはレモン)、ラム酒、ソーダ水で作るシンプルなカクテルです。19世紀終わりごろのキューバで、「ホワイト・バカルディ」というラム酒が流行したときに誕生したと言われています。

 レシピはいくつかありますが、フレッシュミントの葉をたっぷり使うのがおいしいモヒートのポイントです。本場ハバナでは、「イエルバ・ブエナ」という種類のミントを使います。直訳すると「よい草」という意味で、スペアミントの一種です。

本場のモヒートに使われるイエルバ・ブエナ

 ハバナにある老舗バー、「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」でも、このイエルバ・ブエナを使ったモヒートが人気です。グラスに砂糖とレモン果汁、イエルバ・ブエナの葉をたっぷり入れて、マセラドールという木の棒ですりつぶし、氷とラム酒、炭酸水を加えます。ヘミングウェイが足繁く通ったというこの店のモヒートは、70年以上同じレシピで作られており、今も本場の味を求めて、世界中から訪れる人々でにぎわっています。

ヘミングウェイはじめ数々の著名人が訪れたハバナの老舗「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」

自分流にアレンジ

 日本でも、ここ数年、モヒート専門のバーや、数十種類のモヒートを提供する店が増え、人気が高まっています。中でも東京の「銀座300BAR」では、2017年にキューバ大使館から世界初の「モヒート認定証」を授与された「ガーデンモヒート」をはじめ、夏にはアレンジメニューも加わり、年間でおよそ40,000杯ものモヒートが飲まれているそうです。

 自宅でも手軽に作れて、さまざまにアレンジできるのも、モヒートの魅力です。ベースをウォッカや白ワイン、テキーラなどに変えたり、ライムやレモンの代わりにグレープフルーツやオレンジ、キウイなど好きなフルーツを使ったり、自由に組み合わせを楽しめます。

チェリーシロップを加えれば、鮮やかなピンク・モヒートに

 ノンアルコールでも見た目が変わらないので、お酒が苦手な人や、ドライブのときなどには「ノンアル・モヒート」が、冬には炭酸水の代わりにお湯で割った「ホット・モヒート」がおすすめです。

 シンプルなようで、奥が深いモヒート。お店で、自宅で、お気に入りの一杯を見つけてみませんか。

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