チョコミン党なら知っていて当たり前?!「チョコミントの聖地」こと「Cafe1001」の店主久世さんに聞く

2018.06.14

 古くからの街並みが続く京都・西陣の一角に「チョコミントの聖地」と呼ばれる行列店があります。その店の名は、「Cafe1001(かふぇ・いちまるまるいち)」。なぜ、「聖地」と呼ばれているのか……それはズバリ、チョコミントメニューがチョコミン党だけでなく、今まで苦手だった人も目覚めてしまうほど、おいしいから! 話題の味を生み出している店主の久世泰範さんにミントやチョコミントへのこだわりを聞きました。

「ミントの宝石」がのった名物パフェ

 「Cafe1001」は、2010年にオープンしたブックカフェ。店内の本棚には、絵本や漫画など2000冊以上がびっしりと並びます。町屋を改装したレトロ感漂うこのカフェでチョコミントのメニューを出し始めたのは、オープン後4年ほど経ってからだそうです。その味がSNSで話題になり、口コミで広がって、いまでは「並んででも食べる価値アリ!」と、全国各地からわざわざチョコミント目当てで京都に来る人もいるとか。
その人気メニューとは……。

「チョコミントパフェ」

Q人気の一品を教えてください。
 「チョコミントパフェ」(税込み1000円)です。チョコミントアイス、柚子ガトーショコラ、チョコビスコッティ、ミントジュレ、ミントティラミス、グラノーラが入った、チョコミント好きのための一品です。ミントジュレは、「ミントの宝石」のようなイメージで作りました。すべて自家製のため1日30個限定ですが、通年提供しています。
 一言でチョコミントといっても、それぞれに味わいは違います。食感や香り、色も含めて上から下まで、たっぷりミント感を楽しんでいただきたいと思っています。

Qそもそも、なぜチョコミントのメニューを出そうと思ったのですか?
 単純に、私が「チョコミント好き」だからです。好きになったきっかけは、高校生の頃、学校帰りに自動販売機で買ったチョコミントアイスでした。口に広がるさわやかさと、甘さ、パリパリとしたチョコレートの食感。初めて食べたときの衝撃は今も忘れません。それ以降は、ほかのアイスを選ばなくなったほど、ハマりました。

Q今では人気のチョコミントメニューですが、最初はお客さんから反対されたとか?
 そうなんです。チョコミントのメニューを始めようと思って、SNSでアンケート取ったところ、7割は反対意見でした。それでも、「万人受けはしないが、強いファンがいる!」と感じていたので、「好きな人だけ食べてくれればいいや」と始めてみました。その結果、たくさんの方にお越しいただき、うれしく思っています。

清涼感と甘さのバランスに試行錯誤

オープン前から行列ができる人気ぶり

Qメニューを開発する中で、苦労したことは?
 ミントの清涼感とチョコレートの甘さのバランスをどうするかで悩みました。当時、チョコミントスイーツを出している店は周りにはなく、比較することができなかったため、基準をどこに絞るか試行錯誤の連続でした。ミントフレーバーはリキュールやオイルなどを使い分け、色や香りなど、スイーツに合うものを選んでいます。

Qミントには種類がたくさんありますが、何のフレーバーを使っていますか?
 基本的にはスペアミントですが、ケーキ、ドリンクなどの用途や季節によってブレンドもします。店ではペパーミントを育てていて、たくさん収穫できる暑い季節には、清涼感アップのため、ドリンクにペパーミントの葉を多めに入れることもあるんですよ。

Q久世さんにとって、ミント、チョコミントの魅力とは?
 「ミント=歯磨き粉」と洗脳されている方は多いのですが、清涼感、ミントグリーンの色、甘さと爽やかさのバランスがほかにないものだと思います。だからこそ、私のようにハマる人がたくさんいるのかなと。
 もともと、「好きな人だけ食べに来てもらえれば」と始めたので、チョコミントを広めたいとか、チョコミントを克服させたいなどとは思っていません。これからも、自分がおいしいと思うものを作り続けていきたいと思っています。

 チョコミント好きの店主が愛情込めて作ったスイーツは、リピーターも多く、オープン前から行列必至。春から夏はミントの清涼感を求める人が増えるからか、14時ごろには売り切れてしまうこともあるとか。時間に余裕があるときに訪ねてみたいですね。

「Cafe1001」
住所 京都市上京区泰童町288 (一条通浄福寺西入)
営業時間 11時30分から17時(ラストオーダー16時30分)
※食材がなくなり次第閉店。不定休。詳しくはホームページで。
https://www.cafe1001kyoto.com/

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